弟が結婚することになったので、これを機に結婚する前に考えておいた方が良いことを纏めてみました。今回はお金についてお話したいと思います。
1. お金の話は超重要
- 貯金額・借金の開示
→ 奨学金、カードローン、住宅ローンなど含め正直に。 - 家計管理のスタイル決め
→ お財布は一つにする?別々?生活費の分担は? - 保険の加入状況確認
→ 結婚後の保障内容の見直しも必要。
貯金額・借金の開示
・まずは自分の貯金額を正確に把握しておきましょう!
資産の確認
□1.銀行口座をすべて確認する。
⇒□不要な銀行口座は解約する。おすすめはネット銀行(送金・引き出し手数料無料が付いている)を残して他は解約する。
□2.個人積立年金・財形貯蓄などの保険商品を買っているか確認する
⇒□現在の利回りを計算し、継続すべきか検討する
⇒□新NISA・iDecoを始める、確定拠出年金の増額などの投資を検討する。
□3.積立型生命保険に加入しているか確認する
⇒□解約しましょう。
⇒□掛け捨ての生命保険に加入し直す。将来の為の貯金はiDecoですることを検討しましょう!
負債の確認
□1.奨学金の支払いはあるか、残額はいくらか確認する
□2.カードローン・リボ払い残高の確認
□いますぐ返済すること。
□3.車のローン
□4.住宅ローン(マイホームを持っている場合)
保険の見直し
・上述しておりますが、この機会に真剣に保険の見直しをしてみましょう!!必要な保険は以下の3つ
1.生命保険
2.自動車保険
3.火災保険
生命保険はいくら必要か?
・生命保険については必要以上に保険料を支払っている可能性があるので、必要金額について考え方を纏めていきましょう
□1.奥さんは仕事をしているか、結婚後も働くか?
Yes ⇒当面の生活費分のみで十分。1年程度暮らすことが出来る金額にしましょう
NO ⇒再就職するに当たり、急いで決めないで済む余裕を持った金額にしましょう。2~3年
□2.子供はいるか?
Yes ⇒子供の養育費分+生活費(1~3年程度)を用意出来る金額にしましょう
こども一人育てるに当たり掛かる費用は以下の通りです。(例.公立校で考える)
項目 | 公立中心の場合 |
---|---|
妊娠・出産 | 約 30〜50万円(自己負担分) |
保育園・幼稚園 | 約 20〜60万円/年(無償化後でも一部負担あり) |
小学校(公立) | 約 30万円/年 |
中学校(公立) | 約 50万円/年 |
高校(公立) | 約 50〜60万円/年(授業料実質無償だが、部活・制服・修学旅行等あり) |
大学(国公立・自宅通学) | 約 400万円(学費・通学費・生活費込み) |
合計で1000万円ほど掛かる見込みとなりますが、片親世帯については多くの補助金がありますので実際にはここまで自分たちで用意する必要はないと考えられます。
また、遺族基礎年金もあるため不必要に備える必要はありません。遺族基礎年金についてはこちらをご確認ください
自動車保険の見直し
・自動車保険については、多くの情報が出ていると思いますが基本的に
対人・対物無制限
を付ければその他については不要と考えます。
車両保険は貯金で備えましょう。
弁護士特約については夫婦のどちらかが付けていれば、家族全員カバー出来ることが多いですので保険内容を再確認してみましょう!
・また保険会社選びも重要ですので、一括見積サイトを利用してお得な保険に加入しましょう
火災保険について
・賃貸の場合
□1.現在加入している保険内容を確認しましょう
□2.賃貸契約書にて火災保険が指定されているか確認する。または大家さんに聞いてみる
□指定されていない場合は、火災保険の見直しをしましょう!
・マイホームの場合
チェックポイント | 戸建て | マンション |
---|---|---|
建物補償の必要性 | ◎(必須) | △(共用部分は管理組合の保険でカバー) |
家財補償 | ◎ | ◎ |
水災補償 | 地域による | 基本は軽めでもOK |
地震保険 | ◎ | ◎(特に耐震性能が高くても) |
・持ち家の火災保険でお得にするコツ
① 免責(自己負担額)を設定する
👉 例:5万円の免責 → 保険料が結構下がる
② 長期契約(最長5年)にする
👉 短期契約より割安(※火災保険は2022年から10年契約は廃止)
③ ネット型・共済も比較する
👉 ソニー損保・楽天・セゾンなど安い
👉 県民共済・JA共済もシンプルで安価
④ ハザードマップを確認して不要な特約を外す
⑤ 複数社で見積り比較する
👉 補償は似ていても保険料は大きく差が出る
結婚式(北海道の場合)
① 会費制が多い
北海道の結婚式は**「会費制」**が主流です。
- ご祝儀をもらわず、ゲストは定額の会費を支払うスタイル
- 会費相場:10,000円〜20,000円(一般的には15,000円程度)
- ゲストも負担が軽く、呼びやすいのがメリット
② 総費用は全国平均より安め
全国平均200〜350万円に対して、北海道では100〜200万円程度に収まることも多いです。
③ 食事・料理は豪華
会費制でも料理は豪華に用意するカップルが多い。
ゲストの満足度が高いのが北海道流です。
北海道の結婚式費用目安(60名規模の場合)
項目 | 費用目安 |
---|---|
会場費・料理・飲み物 | 100〜150万円 |
衣装代 | 20〜40万円 |
写真・映像 | 10〜20万円 |
装花・装飾 | 5〜10万円 |
ペーパーアイテム・引き出物 | 5〜10万円 |
ヘアメイク・着付け | 5〜10万円 |
合計 | 150〜220万円程度 |
👉 ここから会費収入(例:15,000円×60人=90万円)を差し引くと、
実質自己負担額は 50〜130万円 程度になることも。
新婚旅行(日本全体の平均)
行き先 | 日数 | 費用(2人分) |
---|---|---|
国内(沖縄・北海道・温泉など) | 2〜5日 | 20〜50万円 |
東南アジア(バリ・タイ・シンガポールなど) | 4〜7日 | 30〜60万円 |
ヨーロッパ(フランス・イタリア・スペインなど) | 7〜10日 | 60〜120万円 |
ハワイ | 5〜7日 | 60〜100万円 |
モルディブ・タヒチ(リゾート系) | 5〜7日 | 80〜150万円 |
世界一周・超豪華クラス | 10日〜 | 200万円以上 |
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