タマホームとは?
タマホームは、日本の住宅建設会社で、主に戸建て住宅の建設を行っている企業です。1998年に設立され、住宅の販売や施工を手がける企業として成長してきました。特に、価格帯が手頃で品質の高い住宅を提供することを強みとしており、幅広いニーズに対応した家づくりをしています。
タマホームの特徴的な点としては、コストパフォーマンスの良さが挙げられます。住宅業界では「低価格帯でも品質の良い住宅」を提供することで人気があり、ターゲット層には初めての家を購入する若年層やファミリー層が多いです。また、デザイン性や機能性にも注力しており、標準仕様として省エネ性能や耐震性が高い住宅を提供しています。
さらに、タマホームは「安心・安全な家づくり」を掲げており、家の長寿命化やアフターサービスにも力を入れている企業です。
そのほか、全国各地にショールームやモデルハウスを展開し、消費者に実際の住宅を見てもらいながら、購入を検討できるようなサポートを行っています。
2025年5月期の連結業績予想を下方修正について
業績低迷の原因は注⽂住宅事業および⼾建分譲事業は引渡棟数減少により減収減益となっています。
2024年度上期の注文住宅の引き渡し数低下に伴い営業損失が拡大し、22.79億円の赤字になりました。※2024年下期に多くの受注が繰り越しになった為
注文住宅引き渡し数の低下の原因には注文住宅価格の上昇(材料費&輸送費高騰)、円安の影響があるようです。
しかし、配当金は2025年5月については減配は無く、1株当たり195円を維持するようです。
配当性向が403.8%と株主への還元を継続する意向を誇示しています。
以上のことから2025/1/15の市場は前日比でー320円で終値は3115円となりました。
私は3100円で100株買い増ししました。
株主優待
5月と11月に100株以上保有している株主に500円分QUOカードを贈呈しています。
3年以上保有継続している株主には1000円分になるようです。
業績
売上
・売上は順調に上昇していましたが、前述の通り2025年5月決算で減少となります。2024上期の住宅受注が下期に繰り越しになっている為、次期の決算では売上上昇を見込んでいるようです。
ROE(自己資本利益率)
・2016年以降から改善傾向に向かっていましたが、25%前後で推移しています。最低でも30%は欲しいので今後に期待しましょう。
※ROEは「Return On Equity」の略で、会社が資本を効率よく活かし、利益をあげているかを測る数値です
EPS(1株当たり利益)
・EPSは長期的に上昇傾向でした。次期の決算で回復するかがポイントです。
※当期純利益を発行株式数で割った値で、数値が高ければ良いです。
現金
・現金はほぼ横ばいになっています。
自己資本比率(株主資本比率)
・自己資本比率は上昇傾向で近年は優秀ゾーンに入っており、良好です。
営業利益
・営業利益は2016年から2023年まで上昇傾向でしたが、その後低下傾向となっており次期決算次第で判断しましょう。
1株配当
・1株配当は増配傾向が継続しており、良好です。
配当性向
・配当性向は健全な状態ですが、2025年5月が403.8%となっている。売上が低下したが配当金を減配しなかった為、急上昇しています。
タマホームHP
こちらのリンクからタマホームの決算説明資料を確認できます。
2026年業績(2025年6月1日~2026年5月31日)の業績予想は2025年5月期を10%以上上回る予想を出している為、今後に期待して今のうちに購入しても良いかもしれませんね
次期の業績予想については下記資料をご確認ください。
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