【第18回】ヤマハ発動機の業績について

節約・投資

どんな会社?

ヤマハ発動機株式会社(Yamaha Motor Co., Ltd.)は、日本の大手企業で、主にモーターサイクルやマリン製品、ロボティクス、エレクトリックモビリティ(電動車両)などを製造・販売しています。1953年に設立され、ヤマハは元々音楽機器や楽器の製造で知られるヤマハ株式会社から分離し、エンジンやモーターを活用した製品に特化する企業へと成長しました。

具体的な事業分野としては、以下のようなものがあります:

  1. モーターサイクル: ヤマハのモーターサイクルは世界中で人気があり、特にスポーツバイクやスクーターが有名です。
  2. マリン製品: ヤマハはボートや船外機(アウトボードモーター)など、マリン関連の製品を多岐にわたって製造しています。
  3. 電動モビリティ: ヤマハは電動スクーターや自転車などのエコロジー志向のモビリティを提供しています。
  4. ロボティクス: ヤマハは産業用ロボットや物流ロボットなども開発しており、技術的に高度な分野にも取り組んでいます。
  5. 産業機器: エンジンや発電機、農業機械なども取り扱っています。

業績

売上と営業利益

・売上・営業利益ともに右肩上がりです。

 営業利益は本業(投資・不動産収入を除く)からの利益です。

ROEとEPS

 ROE(自己資本利益率)は平均並みです。

 EPS(1株当たり利益)は右方上がりで順調です。

※EPSは企業の稼ぐ能力を示し、一般的に、EPSが高い(低い)企業は収益性も高い(低い)傾向にある

※ROEは自己資本を効率よく使い、稼げているかの指標になります。

自己資本比率と現金

・自己資本比率は健全な範囲を推移しています。また、現金等も積み立てが出来ており順調な経営状態が伺えます。

自己資本比率(じこしほんひりつ)は、企業の財務健全性を示す重要な指標で、企業の総資本に対する自己資本(純資産)の割合を示します。

1株配当と配当性向

・1株配当は継続的な右肩上がりをしており、配当性向も健全な範囲の為、安心して配当金を受け取れますね。

※配当性向が高いと、利益を株主に還元しすぎており会社の経営に使用できる資金が減る為、良くない。

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